映画「ブタがいた教室」
2009年 06月 17日
この間の土曜日、親子三人で映画を見てきました。
「ブタがいた教室」
Amazon - ブタがいた教室[DVD]
映画のモデルとなった実話の本 豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日
主演が妻夫木聡さんで26人の生徒たちと一匹のブタが登場します。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが簡単にあらすじを・・
6年2組の新米教師・星(妻夫木)は教室に一匹の子豚をつれてきた。1年間そのブタを育てて、大きくなったら食べようというのだ。子どもたちは子豚をPちゃんと名づけ、みんなで力を合わせて校庭に小屋を作り、世話をし、一緒に遊んで楽しく過ごす。卒業が近づき、Pちゃんをどうするか話し合うが、意見はまっぷたつに分かれてしまう。果たしてクラスのみんなと星先生が下した決断とは・・・・??
子どもたちは純粋にお話に興味があって、
わたしは妻夫木聡見たさ半分とお話への興味半分。
双方の利害が一致し(笑)、映画鑑賞と相成りました・・・・
子どもたちはやや飽き気味も最後までがんばって見れました。
私は後半の子どもたちの討論の迫力にびっくり!
(このシーン脚本はなく、子どもたちの本心で討論をしたそうです)
ラストはなみだなみだでした・・・
子どもと一緒にみて、語り合える映画です!
機会があったら是非ご覧ください~
写真は帰りにポールボキューズでかったブタ~!パンです♪
長男
その先(Pちゃんが食肉センターに送られた後)がどうなったかを知りたい。
みんな、本当にお肉食べたの・・・?
次男
楽しかった。
先生は何で食肉センターに送ることにしたの・・・?
子どもたちのいうとおり~
ラストはPちゃんが食肉センターに送られたところで終わってしまうのですが、
見てるものにとってはなんかうやむや・・・・
テーマは「自分で育てた生き物が食べれるか?」なのだから
「食肉センターに送る」は折衷案なような気がして納得できません。
長男が「本当にお肉を食べたのか?」にこだわる気持ちはもっともだと思います。
次男は先生が食肉センターに送る選択をしたことが納得いかないようです。
先生の1票でPちゃんのこの先が決まってしまったのだから・・・・
私はこんなつらい思いをするのはわかっているのだから、
はじめにしっかり飼う事の是非を問うべき、と考えました。
でも、多分、はじめに討論したらブタを飼う事には絶対にならないでしょう。
その部分をすっ飛ばしたから、実際に「飼って食べる」話ができたのだと思います。
実際にこの体験をした子どもたちはものすごく大きな体験をして、多分心が傷ついたと人もいるかと思います。トラウマになってしまうくらい・・・・
でも自分が年を経て大人になり、親となり、自分の悲しい体験やトラウマも振り返ることができるようになりました。そうなって思うと、悲しい体験やトラウマは自分を成長させてくれることにもなっていたことに気づきました。
自分の子どもに悲しい思いや心が傷つくような体験はさせたくないけれど、避けられない体験から子どもを守りきることはできないし、悲しい体験も必要悪なのですね。
子どもの体験の機会は少なくなり、何かとバーチャルなことが多い世の中で
楽しいこと、つらいこと、かなしいこと、すべてをひっくるめて
「体験する」ことに教育の意味がある、とこの映画では言いたいのかな・・・とおもいました。
「ブタがいた教室」
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映画のモデルとなった実話の本 豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日
主演が妻夫木聡さんで26人の生徒たちと一匹のブタが登場します。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが簡単にあらすじを・・
6年2組の新米教師・星(妻夫木)は教室に一匹の子豚をつれてきた。1年間そのブタを育てて、大きくなったら食べようというのだ。子どもたちは子豚をPちゃんと名づけ、みんなで力を合わせて校庭に小屋を作り、世話をし、一緒に遊んで楽しく過ごす。卒業が近づき、Pちゃんをどうするか話し合うが、意見はまっぷたつに分かれてしまう。果たしてクラスのみんなと星先生が下した決断とは・・・・??
子どもたちは純粋にお話に興味があって、
わたしは妻夫木聡見たさ半分とお話への興味半分。
双方の利害が一致し(笑)、映画鑑賞と相成りました・・・・
子どもたちはやや飽き気味も最後までがんばって見れました。
私は後半の子どもたちの討論の迫力にびっくり!
(このシーン脚本はなく、子どもたちの本心で討論をしたそうです)
ラストはなみだなみだでした・・・
子どもと一緒にみて、語り合える映画です!
機会があったら是非ご覧ください~
写真は帰りにポールボキューズでかったブタ~!パンです♪
長男
その先(Pちゃんが食肉センターに送られた後)がどうなったかを知りたい。
みんな、本当にお肉食べたの・・・?
次男
楽しかった。
先生は何で食肉センターに送ることにしたの・・・?
子どもたちのいうとおり~
ラストはPちゃんが食肉センターに送られたところで終わってしまうのですが、
見てるものにとってはなんかうやむや・・・・
テーマは「自分で育てた生き物が食べれるか?」なのだから
「食肉センターに送る」は折衷案なような気がして納得できません。
長男が「本当にお肉を食べたのか?」にこだわる気持ちはもっともだと思います。
次男は先生が食肉センターに送る選択をしたことが納得いかないようです。
先生の1票でPちゃんのこの先が決まってしまったのだから・・・・
私はこんなつらい思いをするのはわかっているのだから、
はじめにしっかり飼う事の是非を問うべき、と考えました。
でも、多分、はじめに討論したらブタを飼う事には絶対にならないでしょう。
その部分をすっ飛ばしたから、実際に「飼って食べる」話ができたのだと思います。
実際にこの体験をした子どもたちはものすごく大きな体験をして、多分心が傷ついたと人もいるかと思います。トラウマになってしまうくらい・・・・
でも自分が年を経て大人になり、親となり、自分の悲しい体験やトラウマも振り返ることができるようになりました。そうなって思うと、悲しい体験やトラウマは自分を成長させてくれることにもなっていたことに気づきました。
自分の子どもに悲しい思いや心が傷つくような体験はさせたくないけれど、避けられない体験から子どもを守りきることはできないし、悲しい体験も必要悪なのですね。
子どもの体験の機会は少なくなり、何かとバーチャルなことが多い世の中で
楽しいこと、つらいこと、かなしいこと、すべてをひっくるめて
「体験する」ことに教育の意味がある、とこの映画では言いたいのかな・・・とおもいました。
by masamotomama | 2009-06-17 06:49 | 子育て